- Kaduhisa
- 2001/04/01入社。入社から一貫して医療系ソリューションを担当。SEとして提案、開発、導入、サポートまで携わり、現在はマネージャ。
医師や看護師とともにシステムを開発。
ITで患者さんの生命や健康を守っています。
現在の
お仕事について
教えてください
私たちの部署では、大手メーカーのパートナーとして医療系システムのソリューションを行っています。具体的には、電子カルテシステム、検査システム、オーダリングシステム、周産期システム、医事会計システムなど、病院で使われるさまざまなシステムを提案・開発しています。
SEとしてドクターや看護師、病院のSEと打ち合わせをしながら、医療現場で使いやすいシステムを追求しています。担当の病院が変わらないから、エンドユーザーについて深く知ることができますし、長期的な視点から提案することができますね。患者さんの生命や健康に直結するシステムなので、小さな不具合も許されない緊張感や責任感はありますが、病院でシステムが使われているのを見ると、誰かの力になれていることを実感しますね。
これまでの
キャリアは
私は新卒入社です。地場のソフトウェア会社としては規模が大きかったこと。そして、メーカーに縛られない独立系の会社ということが北都に入社した動機です。入社後は一貫して医療系ソリューションに関わり、若手のころはプログラマとして社内で製造やテストをしていました。病気やケガで病院に行くことはあっても、どんなシステムが使われているか気にしたことがなかったので、北都に入って初めて知ることばかりでした。
SEに携わるようになったのは、30歳くらいからです。それまで開発者として基本をしっかり身につけたことが役に立ちました。パソコンの前に座っているだけでなく、会社を飛び出して困っている人を助けることができる。そしてシステムのエンドユーザーから感想や意見を聞くことができるので、やりがいが大きくなりました。
今後の
医療システムの
展開は
電子カルテなど病院内のIT化はここ数年でかなり進歩しました。今後は診療情報のクラウド化や病院間連携、災害対応(BCP)などが本格化していくと思います。国の制度改正によってIT化が大きく前進するので、そうした動きを敏感にキャッチして提案していきたいと思っています。
また、病気になってから治療するだけではなく、病気になるのを防ぐ予防医療にも関心が高まっています。ヘルスケア分野の裾野は幅広いので、会社としても貢献していきたいと考えています。一方で、医療情報は究極の個人情報なので、セキュリティの確保もより高いレベルで求められていくはずです。
北都システムの魅力とは
北都に入って良かったことは、先輩にも後輩にも恵まれたこと。社内に嫌いな人がいないんです(笑)。同業他社の人から会社のグチを聞くこともありますが、そのたびに北都の人の良さを再認識しています。それから組織やルールがしっかりしていて、個人個人ではなく組織で仕事をしている一体感がありますね。「みんなでレベルアップをしていこう」という刺激も受けています。
また、1人1人の仕事の中身まで見ていてくれて、実績を残せば待遇や役職などできちんと評価してくれます。だから不公平感を感じることがありません。いままでいろいろな場面で仲間に支えてもらいました。自分が中堅社員になってきて、今度は自分が周りを支える番だと思っています。